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VOICE

高校奨学生の声

「また作ってね!」誰かを幸せにするパティシエ目指す

北海道 3年 有働 葵(あおい)

私はこの1年で将来の夢が大きく変わりました。もともと薬剤師になりたいと思っていましたが、今はケーキを作るパティシエになりたいです。

きっかけは三つあります。

一つ目は友だちの付き添いで行ったオープンキャンパスです。自分で一からデザートを作ってみると、作ることの楽しさと同時に、分量を間違えたり手順が違えば出来上がるものが全く違うという大変さも学べたからです。

二つ目は、家族の誕生日に食べたケーキがすごく可愛かわいくて、とても美味おいしかったからです。自分にもこんな才能があればいいなと思いました。また、自分が作ったケーキを「美味しいし、可愛いからまた買いに行こう」と誰かに思ってほしいな、と感じたからです。

三つ目は、自分が作ったマカロンやクッキーなどを友だちにプレゼントしたらすごく喜んでくれたことです。自分では「失敗しちゃったかな」と不安に思っていたのに、「美味しいよ!」「また作ってほしいな!」と、いろんな人から言われ、とてもうれしかったです。

他の人に食べて、見て、楽しんでもらうというのが自分にはすごく心にグッとくるし、知らないところで誰かを幸せにできるパティシエという職業に強い憧れを抱きました。

「パティシエは早朝から夜遅くまで大変」と聞きましたが、それでも誰かに幸せを届けたいし、自分にしかできないことをやりたいな、と思いました。自分自身の将来のために、今まで以上に勉強して、誰がなんと言おうとも「パティシエになる!」という目標を持って、弱音を吐かずに頑張りたいと思っています。

夢は変わっても、学び続けるということは同じなので、常に新しいことを学んでいこうと思います。

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