福岡県 2年 新本 智規
僕は小学4年生の頃から地域の合唱団に所属しています。
きっかけは友だちに誘われたことでした。それまで歌うことが特別好きというわけではありませんでしたが、合唱団の楽しい雰囲気と美しい歌声に魅せられ、入団を決意しました。
1か月から2か月に1回、演奏会があり、毎週日曜日は朝から夕方まで練習をしていました。歌うことはもちろん、踊ることもあったので大変でした。ですが、演奏会でお客さんから拍手をもらえたことがとても嬉しく、歌うことが好きになっていきました。
そんな中、僕が中学2年生に進級するという頃、新型コロナウイルスが現れました。それまで予定されていた演奏会は中止され、練習もできない日々が続きました。しかし、毎年行っている定期演奏会は実現させたいと、母や他の保護者の方々、OBの方々などさまざまな人たちが協力してくれました。そして、規模を縮小した形ではありましたが、演奏会を開くことができました。現在はシニア隊員として、新しい隊員たちと一緒に一生懸命練習しています。
この合唱団に入らせてくれて、たくさんの経験をさせてくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです。僕が歌うことを好きになれたのも母のおかげだと思っています。
これからも大好きな歌をもっとたくさん歌いたいです。